関西フィル第226回定期
2011-02-15


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指揮に岩村力さん、ソリストに神尾真由子さんを迎えての関西フィルハーモニーの定期演奏会。岩村さんはPAC管弦楽団のレジデント・コンダクターに就任と言うことで、関西フィルへの出演は少なくなるのかもしれません。
神尾さんのヴァイオリンはオーケストラとの共演でなくリサイタルを聴きたいのですが、チャイコフスキー・国際コンクールに優勝後、なかなかチケットが手に入らないのが困りもの。

プログラムは
・ブラームス/ ヴァイオリン協奏曲
・権代敦彦/ ジャベータ−葬送の音楽 I
・レスピーギ/ ローマの松

神尾さんのブラームスの協奏曲はそういえば昨年のブタペスト祝祭管弦楽団とイヴァン・フィッシャーとの共演で聴きましたが、出来は今回の方が良かったと思います。イヴァン・フィッシャーの解釈がちょっと恣意的な感じが強く、オケとの空回りが気になるという印象でその中で独奏者ものびのびと弾けていなかった。
関西フィルと岩村さんの指揮では、お互いに力を出し合って曲をまとめ上げる方向性がうまくかみ合って、曲の魅力を存分に引き出せたように思います。
[Concert]

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